[お正月]の秘密 !! 寝正月編
(2014.1.13[Mon])
[旅行好き]な[あなた]は、この[年末年始の休み→巷では9連休]を利用して何処かへ行きましたか?
海外旅行ですか?、それとも、お得意の国内の温泉観光ホテルで[のんびり]しましたか?
まぁ、私としては、どちらにしても[羨ましい]かぎりです、笑。
私ですか?、
私も[旅行好き]な[あなた]と同じく[のんびり]しましたよ〜♪……もっとも[ホテル.おらが]で寝正月でしたけどね、(^^ゞ
そこで今回は[旅行]からチョッと話題を変えまして[お正月]の[秘密]を、お話し致しましょう、笑。
そもそも[お正月]と言うのは年の初めに[福の神]をお迎えする為の[お祭りだ!]、と言うことを[旅行好き]な[あなた]は知っていましたか??
だから昔から[元旦に掃除をしてはいけない!!]と言われるのは、せっかく[福の神]が舞い降りて来ているのに、掃除をすると[神様まで掃き出すことになるからだ!]、と言われています。
→そう言う意味からすると[寝正月]は正解なんですよね、笑。
また[元旦]は掃除だけでなくて、[日常的]な仕事は全て[NG]とされています。
正月から働いていると[元旦から料理をするものではない!]とか[元旦から洗濯をするものではない!]と叱られたものです。
→だから、その為に[おせち料理]があるのです。
でも悲しいかな赤帽仕事は[貧乏暇なし]で[元旦から仕事]は当たり前の[世界]なんですよ…まぁ[掃除]はしませんけどね。(^^ゞ
そして正月と言えば歌にもある通り[お正月には凧あげて♪独楽を回して遊びましょ〜♪早く来い来いお正月〜♪] ですよね、笑。
でも今回は歌詞にある[凧と独楽]は無視しまして[羽根つき]の話を致します、笑。
羽根つき(羽根付き)の遊び方は[1人で羽根を突いて数える方法]と[2人(数人)でやる追い羽根]とがあります。
どちらにしろ[羽根つき]は正月の遊びですよね、これは[羽根つき]が[正月神事]としての性格を持っている為なんです。
→先ほど無視した[独楽回し]や[凧あげ]も[正月神事]としては意味があります、独楽の回る音、凧が風を切る音で[悪霊]を追い払おうとしたのです。
[羽根つき]に話を戻しまして、
まず、年の始めに[羽根をつく]ことで[災厄]を払う意味があります、 そして、チョっと[以外]なんですけど、負けた人の顔に黒々と[墨を塗る]のは、その顔を見て皆で[大笑い]をする為なんです!!
大声で[初笑い]をして[厄を笑い飛ばす]との意味がありました、 羽根つきの羽根の方は[羽子]とも書き、[トンボ]の形を真似たものです、
[トンボ]は蚊などの害虫を退治する益虫であり[吉]をもたらす[虫]と考えられていました、
そして、羽根の先には[黒い玉]が付けられますが、これは本来[無患子(むくろじ)]と言う植物の[実の核]が用いられているのです、
[無患子]の実は[生薬]にもなり[縁起の良い実]とされていました。
まぁ現在では、その正月の風物詩である[羽根つき]は見かけることがありませんねぇ、 そう言えば[双六→すごろく]もやりませんねぇ、チョッと寂しいけど現実ですよね。
だから[無患子(むくろじです、笑)]と言う植物さえ知っている人が少ないでしょうね、
え〜、[あなた]は[無患子]どころか[双六]の読み方も知らなかったですか、笑。
で、[旅行好き]な[あなた]は毎年12月に浅草の浅草寺で行われる[羽子板市]を知っていますか?(写真参照)
この[羽子板市]は江戸末期の[文化.文政年間]から続いている[伝統市]です。
でも此処で売られている[押絵羽子板]は、絵柄の付いた[飾り羽子板]で、 これは、もはや[子供の遊び道具]ではなく、女の子の成長を願った[縁起物]として飾る物です。
どうですか[旅行好き]な[あなた]、
[正月]の意味も分かったところで今年の暮は浅草の[羽子板市]にでも出掛けてみませんか?
→はい、此処の[羽子板]なら[無患子の実]を使用していると思います、笑。
もちろん行くも行かないも[あなた]の勝手です、笑。
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