
あ行
嵐がオーク(かしの木)にさらに深く根を張らせる
[Storm makes oaks take deeper root.]
これは、もめごとの後に、以前より物事が安定する、のような意味に使われます。 日本語に、雨降って地固まる、があります。 困難な時を耐えぬくことで、人は以前に増して安定(平安)を得ることが出来るのでしょう。
改める ( 直す、修正する ) のに遅すぎることはない
[It is never too late to mend.]
まちがい ( 過ち ) は誰にでも起こりえることですから、このことわざは誰にも救いになりそうです。しかし、過ちを繰り返すことは避けなければならないでしょう。
ある人の食べ物(良い物)が他のある人にとっては毒になる
[One man's meat is another man's poison.]
このことわざは、人はそれぞれ一人一人が違うのだから、他の人は成功しても、同じ事をして(物を得て)失敗することもある、のような意味に使われることもあるようです。 (一方では、薬も使い方(使う人)で毒になる にも近いでしょうか) 一人一人が自分にあった食べ物(生活法)を見つけて、人生の糧としたいものです。
怒りはそれ自身を罰する(懲らしめる)
[Anger punishes itself.]
日本語には 短気は損気 があります。 怒り(短気)をおこすと自分自身にその害が返ってくるということでしょう。 怒りはおこさない方が良いのでしょうが、おきてしまった怒り(短気)は、上手にコントロール(制御、自制)することによって、人はより安らかな心を得ることができるのでしょう。
偉大なことで簡単(容易)なものはない
[Nothing great is easy.]
何事についても一生懸命な人、忍耐強い人は目指すもの(偉大なもの)が、簡単(容易)ではないからこそ、努力を続けるのでしょう。
命のある限り希望あり
[While there is life, there is hope.]
日本語の似たことわざには 命あってのもの種 がありますが英語のことわざの意味は とにかく生きることには希望がある ということでしょう。
今現在のような時(好機)はない
[There is no time like the present.]
日本語には思い立ったが吉日 ということわざもあります。自分の貴重な時間の中でも、特に今こそが大切ということでしょう。
いろいろあってこその人生
[Variety is the spice of life.]
これは英語での直訳の意味は、 いろいろある(多様性)事は人生にとっての香辛料である となります。 人生の間には、いろいろあってもいいんです。
因果応報
[As a man sows, so shall he reap.]
直訳すると、 ある人が種をまいたものは、それをその人(自身)が刈り取らねばならない になります。 人間の因果は巡りめぐって自分に帰ってくる ということでしょう。
運命の女神が戸をたたいた時は、その扉を開けなさい
[When Fortune knocks, open the door.]
日本語の 好機逸すべからず ということでしょう。 人にはそれぞれに良いチャンスが訪れるとすれば、その時はしっかり見極めてつかまえたいものです。
得るよりも与えるほうがいい
[It is better to give than to take.]
その深い意味を考えてみたい表現です。
おごれる者久しからず
[Pride will have a fall.]
これは 自慢(うぬぼれ)は落ち込むことになる。 となります。 pride は自尊心(誇り)のようによい意味にも使われますが 人の心のおごりをも表します。日本語にも おごれる者久しからず があります。
己のしてほしい事を人になせ
[Do to others as you would be done by.]
これは直訳すると、 あなたがしてほしい事を他の人々に対してしなさい、になります。 お互いに出来る事からそうしたいものです。
折るより曲げたほうがよい(折れるより曲がった方がまし)
[Better bend than break.]
この英語のことわざは、一般には「何か対立する時に、妥協する事で、困難をしのぐように」等の意味で使われます。 時には妥協を許さない事が、この人生では起きますが、妥協できるときは、折らずに曲げてみましょうか。 日本語には、「柳に風」があります。強い風に対しても曲がる事で、柳や竹のような木は耐え抜きます。この日本語は、いやな事等を聞き流して、何もなかったかのように、やり過ごしてしまう、柔軟な対応などを表現します。
終わりよければすべてよし
[All's well that ends well.]
これは直訳で 終わりが良ければすべてが良い となります。 私たちのこの世の人生も最後に良かったと思えれば 結果すべてが良いとなるのでしょうか。 その答えはそれぞれの人生の最後の瞬間まで分からないのでしょう。
か行
過去は過去とせよ
[Let bygones be bygones.]
これは 過ぎ去った事は過ぎ去った事として今を強く生きて行きなさい というメッセージをふくんでいるようです。(過去は過ぎ去って今は無く、未来は来ていないので今は無く、ただ現在があるのみ、にもつうじます。) さまざまな過去を忘れることは出来ないけれど、それはそれとして一番大切な今をしっかりと生きてゆきたいものです。
壁に耳あり
[Walls have ears.]
このことわざは そのまま 壁に耳あり となります。 日本語では 壁に耳あり障子に目あり として使われます。 内緒ばなしは、いつのまにか(どこからか)もれている事も多いものです。 出来るだけ内緒の事を持たないのがいいのでしょう。
きしむ車輪はグリス(油)を得る
[The squeaking wheel gets the grease.]
直訳で きしむ車輪はグリス(油)を得る となります。 これは、問題が起きた時、声をあげる(訴える)人は助けを得る(与えられる)、のように使われます。 困ったときは(助けのほしいときは)声をあげるほうが良い、という意味でしょう。 しかし、常に声をあげている(訴え過ぎる)人は、大事な時に聞いてもらえないこともあるので注意が必要でしょう。
木は高くなればなるほど、風当たりは益々強くなる
[The higher the tree, the stronger the blast.]
人もその地位(立場)が高くなればなるほど、その地位(立場)に応じた強い風に会うことになるでしょう。 強い風をしのぐ強靭さと、受け流す柔軟さが求められます。
苦あれば楽あり
[No pain, no gains.]
これは直訳では 痛みが無いと利益が無い のようになります。日本語では (苦あれば楽あり)楽あれば苦あり があります。 この楽と苦はセットで存在しているのでしょうか。 時には楽と苦の関係を考えてみましょうか。
空腹は最高のソースである
[Hunger is the best sauce.]
日本語のことわざには 空き腹にまずい物なし があります。 たしかにお腹が空いているとおいしく食べられます。
経験は最良の教師である
[Experience is the best teacher.]
何事も経験が大切でしょう。
芸術は長く、人生は短い
[Art is long, life is short.]
この場合のアートは学問、技術、美術等の学芸全般を表しているものと思われます。学問を究めようと思う時人生は短いと感じられるということでしょう。 これは 少年老い易く学成り難し に近いでしょう。
ケーキを食べてなおかつそれを持っていることは出来ない
[You can't eat your cake and have it.]
これは二者択一のような決断のとき、両方を取る事は出来ないよ、という意味に使われます。人はしばしばそのような決断に迫られます。ケーキにたとえているので、子供達にもその意味はわかりやすいことわざです。
後悔先に立たず
[It is too late to grieve when the chance is past.]
直訳では チャンス(機会)が過ぎ去ってから深く悲しんでも遅すぎる
となります。この世の中生きていると様々な事に出会う機会がありますが、出来る限り良い機会を、今がチャンスとつかまえたいものです。
心が思っていることを口が話している
[What the heart thinks, the mouth speaks.]
人は心に思っていること(本心)を自然に口に出しているとすれば、例外はあるでしょうが、その人の話す言葉でその考えている事(本心)がおおむねわかるということでしょう。
子供は大人の父である
[The child is father of the man.]
これは直訳では 子供は大人の父である となります。 子供の時の性格でその人が大人になった時の様子がわかる というような意味に使われます。 日本語には 三つ子(2,3歳児)の魂百までも があります。 子供の頃の性格が大人になってからのその人を想像させます。すでに強い個性を持っているのでしょう。そして子供の時の経験や感激したことは大人になってからの行動に少なからぬ影響があるようです。
これから先に何が起こるかを言う事は出来ない
[There is no telling what may happen in future.]
英語文からの引用ですが、この世の中はその通りです。今を確実に生きるのがいいでしょう。
さ行
歳月人を待たず
[Time and tide wait for no man.]
歳月(時)は、この世の中の何ものにも左右されることなく、刻々と過ぎてゆきます。誰も自分にとって貴重な一刻一刻(機会、時期)を大切にしたいものです。
最後まであきらめるな
[Never say die.]
直訳では 死(もう終わり)と決して言うな。 となります。これは 最後まであきらめるな。とか 落胆するなよ。しっかりしなよ。 というように相手を励まそうとして使われます。生きている限り様々な理不尽な事にも出会いますがぜひ[Never say die.]で行きましょう。
サルも木から落ちる
[No horse is so well shod that it never slips.]
直訳では 決してすべることがないほどしっかり蹄鉄をつけた馬はいない となります。 これの真に表したい意味は、蹄鉄をしっかり付けた馬も脚をすべらせることがある のようになります。 その意味としての日本語のことわざでは サルも木から落ちる 弘法も筆のあやまり があります。どんなに慣れた事でも失敗はあります。 慣れた事こそ注意してかかりましょう。
去るものは日々にうとし
[Out of sight, out of mind.]
直訳で 見える範囲からなくなったものは忘れられる となります。 日本語の似たことわざには 去るものは日々にうとし があります。 毎日のように様々なことが起きてきますから、忘れるというのも必要な事かもしれません。
自然は最良の医者である
[Nature is the best physician.]
私たちの自然治癒力はだれもが持っている大いなる力ということでしょう。大自然の森や動植物は私たちに安らぎを与えてくれます。また大自然は光と水と空気をあたりまえの事のように与えてくれています。
親しき仲にも礼儀あり
[A hedge between keeps friendship green.]
これは直訳では、間に垣根があれば友情は青々(生き生き)と保たれる となります。 親しい人との適切な距離を保ちたいものです。
舌は槍以上に人を傷つける
[The tongue wounds more than a lance.]
日本語には 口は災いの元 があります。 言葉は必要で使わずには生活できませんが気をつけて大切に使いたいものです。
失敗は成功のもと
[Failure teaches success.]
これは直訳すると、 失敗が成功を教えてくれる になります。 失敗したときにも次を目指してがんばりましょう。
死ぬ事についてより多く考えれば考えるほど、よりよい生活を送るだろう
[The more you think of dying, the better you will live.]
直訳では 死ぬ事についてより多く考えれば考えるほど、よりよい生活を送るだろう となります。 生死について深く考え始めるとき(若くても、年配でも)がそのチャンスなのでしょう。
自分も生き 人も生かす
[Live and let live.]
日本語にはお互いを生かすという意味で 共存共栄 という言葉があります。 またこの英語のことわざには 自分が自由に生きるように人も (自由に)生きさせよ の意味でも使われるようです。 どちらも使い方によっては大切な意味を持ちそうです。
蛇(じゃ)の道はへび(蛇)
[Set a thief to catch a thief.]
直訳では どろぼうをつかまえるためには、どろぼうを(使いなさい)見張りに付けておきなさい となります。 日本語のことわざでは 蛇(じゃ)の道はへび(蛇) があります。 また英語の[A thief knows a thief as a wolf knows a wolf. ] (狼が狼を知るように、泥棒は泥棒を知る )は同じ意味に使われます。 ことわざでは、蛇や狼や泥棒の登場となりましたが、いずれにしてもその道の事は、その道の人に任せるのが良い選択肢の一つなのでしょう。
習慣はあらゆる事を簡単に成し遂げる(容易にする)
[Custom makes all things easy.]
難しいと感じている事も習慣にしてしまえば容易にできるようになるのでしょう。
正直は最善の策である
[Honesty is the best policy. ]
たしかに、嘘をついたりすると、後々に苦労する事になり勝ちではないでしょうか。 その時は多少損をしたようでも、正直であることが最終的には自分に良い結果をもたらしてくれる。 だから最善の策とされるのでしょう。
十人十色
[Every one has his taste.]
これは直訳では すべての人がみなそれぞれ自分の好みを持っている となります。 日本語では 十人十色 があります。これは [So many men, so many minds.] ということわざも意味は同じです。 お互いの考え方があまり違うとしっくりといきませんが、基本的には人それぞれ違うという事を認め合うのが大切なのでしょう。
真実はやがて(必ず)あらわれる
[The truth will out.]
遅いか早いか、いずれの世かの違いはあっても真相はいつか必ず明らかになるということでしょう。
人生で最良のものは無料である(お金はかからない)
[The best things in life are free.]
たしかに、お金をかけたものではなくても、楽しい事は様々あります。 また、このことわざは、人生で最良のもの、と言っていますから、何か深い意味も感じられます。 この世の人間の、人生を通して一番大切なもの(良いもの)は、意外と身近にあって、しかも、無料(お金のかからないもの)なのかもしれません。
人生は影である
[Life is a shadow.]
これは文字どうり 人生は影である となります。 短い英語のことわざですが、この世の人生を考えるとき深い意味を持っているように思います。
人生は楽しい
[Life is sweet.]
直訳では 人生は楽しい となります。 sweet は 甘い の他に 快い 新鮮な 純粋な 香りの良い 美しい きれいな かわいらしい やさしい 親切な などの意味でも使われます。 この世の中に生きていると楽しい(良い)事ばかりとはいきませんが でも同じ生きるなら楽しく生きたいものです。
人生は はかない(空虚な)夢にすぎない
[Life is but an empty dream.]
Life is a bubble(あわ). もありますがこれよりも Life is a shadow(かげ). のほうがイメージに合いそうです。 考え方(とらえ方)によっては人生は(はかない)夢のようなものとも言えるのでしょう。 一方では Life is sweet. (甘く 楽しく 美しい) もあります。
真理は決して古くはならない
[Truth never grows old.]
真理には古いとか新しいとかの区別はないということでしょう。
水滴石をうがつ
[Constant dropping wears away a stone.]
これは直訳すると、継続するしずくは石をも削り取る(すり減らす) となります。何か好きな事をこつこつと続けてみましょうか
少しの学問(習得、知識)は危険なものである
[A little learning is a dangerous thing.]
直訳では 少しの学問(習得、知識)は危険なものである となります。 日本語のことわざに、生兵法(なまびょうほう)は大怪我(おおけが)の基(もと)があります。 何事も浅い技能(知識)のうちに、それを振り回すと危険であるということでしょう。できるなら浅く(薄く)終わらせずに、その深い(真の)ものを目指したいものです。
すべてはまず始めなくてはならない。
[Everything must have a beginning.]
何事もまず始めること(最初の一歩)が必要ということでしょう。
スポーツのもっともよいのは、それを行いそして何も言わぬことである
[The best of sport is to do the deed and say nothing.]
たしかにスポーツの真のすばらしさは感動や感激をだまって深く味わう時かもしれません。
する事が何も無い人はきつい(困難な)仕事をしている
[He has hard work who has nothing to do.]
人は長い人生のなかでは、このようなきつくて困難な状況になる時があるかもしれません。やがて、それが良い経験となるように、それぞれの環境にもよるでしょうが自分にあった活動、学問、仕事、趣味等との良い出会いが望まれます。
袖振り(触れ)合うも他生(多生)の縁
[Even a chance acquaintance is part of one's destiny.]
これは直訳では、 偶然に人と知り合う事でさえも その人の運命の一部である となります。偶然のように人と知り合ったときも、それぞれの出会いを大切にしましょうか。 日本語には 袖振り(触れ)合うも他生(多生)の縁 があります。 他生(多生)の縁となれば、われわれの想像がなかなか及ばない事もあるのでしょう。
その果実によって何の木かが知られる
[A tree is known by its fruit.]
このことわざは、人を見てそのする事を知れば、その人がどのような人か知ることが出来る という意味に用いられます。 その人のした事(どんな実を結んだか)をよく見て(この世の中、後で明らかになる事もたくさんあるようですが)人をしっかり判断したいものです。
その人の付き合っている仲間を見ればその人物が知られる
[A man may be known by the company he keeps.]
これは直訳では その人の付き合っている仲間を見ればその人物が知られる となります。 言い換えると その友達を見ればその人がわかる となるでしょう。 類は友を呼ぶ とも言われています。 一人一人が現在の自分にふさわしい仲間をしっかりと選びたいものです。
それが輝いていても輝いていなくても、月はいぜんとして月である
[The moon is a moon still, whether it shines or not.]
きっと人間も同じでしょう。たとえば今輝いていても輝いていなくても、いぜんとしてあなたはあなたであり、私は私である。月は月である事に真の価値があるのなら、あなたはあなたである事に、私は私である事に (ただそれだけの事に)真の価値があるのかもしれません。
た行
宝のもちぐされ
[Not possession but use is the only riches.]
この英語のことわざは直訳で 所有していることではなく、使用することではじめてそれが富(財産)といえる となります。 これは 宝のもちぐされ と同じ意味を表します。 価値のあるものは、ただ持っているだけでは真の価値は発揮されません。使う事によってはじめてその真価があらわれます。
たくさん聞き、たくさん知る(知りなさい)
[Ask much, know much.]
知らない事については聞く(たずねる)ことが大切でしょう。 日本語には 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 があります。
確かなものは何も無い、予測(予期)出来ない
[Nothing is so certain as the unexpected.]
この世の中においては、これから起こる事を予測出来なくても、予期しない事が起きても、人は対処しなくてはならないのでしょう。
食べ物が多いと病気も多い
[Much meat, much disease.]
これは直訳で 食べ物が多いと病気も多い となります。 ( meat = 食用肉、食べ物【古語】) 暴飲暴食には気をつけましょう
黙っていなさい。あるいは聞く価値のある事を言いなさい
[Be silent, or speak something worth hearing.]
実行は難しいでしょうが心がけたいことわざです。
知識も善に用いなければ悪になってしまう
[Knowledge becomes evil if the aim be not virtuous.]
ネットの世界でも同じ知識を使っても善意と悪意ではまったく違う結果を生みます。
適切な事を話しなさい それが出来なければ(賢明に)黙っていなさい
[Speak fitly, or be silent wisely.]
適切な言葉がみつからない時、あるいは「言葉もない」としか言いようがない時(適切な言葉がみつかるまで)黙っているしかない時もあるのでしょう。
転石苔むさず
[A rolling stone gathers no moss.]
これは直訳では、 転がる石に苔(こけ)はつかない となります。 日本語の 転石苔むさず にあたります。これは (職業を次々変える人は成果が薄い)というような意味で使われますが、まったく逆の意味で(次々と新しい事に挑戦している人はさび付かない)のようにほめ言葉として使われる事もあるようです。苔(moss)がつく事を良い意味にとるか、悪い意味にとるかでまったく解釈が違ってしまうわけです。後者の使い方も利用価値がありそうです。
時と思考(思索)が最も強い悲しみを癒(いや)してくれる
[Time and thinking cure the strongest grief.]
これは直訳では、 時と思考(思索)が最も強い悲しみを癒(いや)してくれる となります。 時については最も貴重なものということわざもありますが、時が悲しみをいやしてくれるとはよく言われます。もう一つの思考(思索)するという事が強い悲しみをいやしてくれるとは、、、、、、思考(思索)する、その事をひとまず考えてみましょう。
時ほど貴重なものはない
[Nothing is more precious than time.]
これはそのままの訳で 時ほど貴重なものはない となります。今の時間を大切に使いたいものです。
時を得た(最適の時の)一針は九針を節約する
[A stitch in time saves nine.]
言い換えると 今日の一針明日の十針 [A stitch of today saves nine of tomorrow.]
とほとんど同じ意味を表すでしょう。 何事も早めの(時を得た)手当てには、後の災いを防ぐ大きな価値があるということでしょう。
な行
無い袖は振れぬ
[Nothing comes from
nothing.]
[There is no stripping off a naked man.]
英語では 無い所(物)からは何も出てこない と表現しています。また 着てない人は脱げない と、ほぼ同じような表現もあります。何かと要求に応えられない時 便利に使っていますがなんとなく身につまされることわざです。
何も間違い(失敗)をしない人は、何も作り上げない(成し遂げない)
[He who makes no mistakes makes nothing.]
何か言いたいことがある時、何か成し遂げたいものがある時、失敗や間違いを恐れていては実行できません。 このことわざは、その時、多少の失敗や間違いはあって当然だよ、と言っているようです。 きっと人間の一生も同じように、生きている限り、失敗や間違いは当然なのでしょう。
習うより慣れろ
[Practice makes perfect.]
英語では 練習(訓練)が完全を生む(作る)と表現しています。英語も聞く話すを続けないとさび付いてしまいます。とにかく大切なのは練習、練習、練習の継続です。
偽者の友達より明らかな敵の方が良い
[Better an open enemy than a false friend.]
見せかけの友達は敵よりも危険という事でしょう。
二兎を追う者は一兎をも得ず
[ He who runs after two hares will catch neither.]
実際あれもこれもと望むのは考えものでしょう 。
盗人にも三分の理
[Every man has his
own(one) reason.]
直訳で すべての人が、その人自身(独自)の理由(理屈)を持つ となります。 このことわざの一つの使い方は、悪い事をしているのに、自分なりに勝手な理由(理屈)をつけて平気でいられる人間を表現します。 日本語のことわざには、 盗人にも三分の理 があります。 そのような状況は意外と多いかもしれません。だれもが、気をつける必要がありそうです。
喉もと過ぎれば熱さを忘れる
[Once on shore, we pray no
more.]
[Vows made in storm are forgotten in calms.]
英語では祈るという事が忘れられてしまう。と表現していますが、常に初心を忘れないようにしたいものです。
は行
光るものでもすべてが金とはかぎらない
[All is not gold that glitters.]
本物と偽者は見かけ(光っていること)だけでは判断が難しい だから、見かけにだまされないように、見かけの奥の本質がなにより大切なこと、 とのアドバイスを含んでいるでしょう。
一つの嘘が多くのもの(嘘)を生み出す(作り出す)
[One lie makes many.]
日本語では 嘘で塗り固める 嘘に嘘を重ねる 等の言葉が使われますが、一つの嘘のために次々と苦しい言い訳が必要になることもあります。最初の一つの嘘に気をつけましょう。
人の口には戸は立たぬ(立てられぬ)
[People will talk.]
これは直訳すると、 人は話す(しゃべる) になります。 表現は単純ですがよく分かる気もします。 人が話すのは自然な事で無理にとめる事は出来ないとなるのでしょうか。この世の中では、内緒の話しが内緒でなくなることも多いようです。
人の幸せは富よりも健康にある
[Man's happiness lies not so much in wealth as in health.]
調子が悪いときは、もっともだ、とも感じられるのでしょうが、すぐにまた[wealth]の方へ向いていることに気がつくことの繰り返しでしょうか。
人のふり見て我がふり直せ
[One man's fault is another man's lesson.]
このことわざは直訳では ある人の間違いが他の人の教訓となる となります。 日本語のことわざに、人のふり見て我がふり直せ、があります。
人は生まれるやいなや死に始める
[As soon as man is born, he begins to die.]
直訳では 人は生まれるやいなや死に始める となります。 日頃はあまり考えなくても、確かに私たちは一人残らず死に向かっているとは言えるでしょう。 この英語のことわざはだからこそ生きている今を大切にしようよ、精一杯生きようよ、と語りかけているのではないでしょうか。
人はたくさん持てば持つほど、ますますたくさん欲しがる
[The more one has, the more one wants.]
人は何かを集めだすともっと、もっと、と欲しくなるということでしょう。 人の欲望にはきりがないともいいますが、このことわざはそれを見事に言い表しているようです。
人は学べば学ぶほど益々知りたくなる
[The more one learns, the more one wants to know.]
人は学ぶ事によって、大切なものを知り、きっと実り豊かな人生を送ることができるのでしょう。
人は皆自分の荷が一番重いと思っている
[Every one thinks his own burden the heaviest.]
確かに自分の荷は重く感じます。それに引き換え 他の人の荷の重さにはなかなか気が付かないようです。時には人の荷の重さに少しでも心を向けたいものです。
人々が語るごとくに語りなさい、しかし自分自身で考えなさい
[Say as men say, but think to yourself.]
これを直訳すると 人々が語るごとくに語りなさい、しかし自分自身で考えなさい となります。自分自身の心の中で考えることが大切ということでしょう。まず、自分自身の心というものを考えてみましょうか。
日の照る(輝いている)内に干草を作りなさい
[Make hay while the sun shines.]
善は急げ に近いでしょうか。あるいは、 備えあれば憂い無し もあります。
百聞は一見にしかず
[Seeing is believing.]
これは直訳では 見る事は信じること となります。 日本語のことわざに 百聞は一見にしかず があります。
貧乏ひまなし
[Poor men have no leisure.]
これはそのまま日本語の 貧乏ひまなし となります。 暇がなくても意外と充実していると思える時もあります。
覆水(ふくすい)盆にかえらず
[It is no use crying over spilt milk.]
これは こぼれたミルクをなげいても役にたたない となります。 日本語には、覆水(ふくすい)盆にかえらず があります。 失敗したり、間違いがあって失ったものは元の通りには戻りません。 このことわざは、いつまでも嘆いていないで失敗をこれから(次)に生かす(つなげる)ようにとすすめているのでしょう。また、こぼして嘆かないように先によく注意しなさい、ともなるでしょう。
不言実行
[Deeds, not words.]
これは 不言実行(言葉ではなく実行) となります。 行動で示すのが必要なときは言葉はいらないということでしょう。 これに似たもので 言葉より行動のほうが勝る の意味で Actions speak louder than words. があります。
不確かな時ははぶいておきなさい
[When in doubt, leave out.]
直訳では 不確かな時(疑わしい時)は はぶいて(はずして)おきなさい となります。 もしも不確かな事であれこれ迷う時は ひとまずわきに置いてみましょう。
仏作って魂入れず
[Plowing the field and forgetting the seed.]
英語では直訳すると 畑を耕して種まきを忘れる となります。この人生において一番大切なものを忘れないようにして生きて行きたいものです。
本の内容(評価)はその表紙で決められない
[You can't judge a book by its cover.]
何事も中身(内容)が最も大切ということでしょう。
ま行
学ぶのに遅すぎるということはない
[It is never too late to learn.]
英語の表現は、学ぶのに今からでも遅くないと言っているのでしょう。人は世代に関係なく、いつまでも楽しく学び続けることが大切なことでしょう。
虫でさえも振り向きむかって来る
[Even a worm will turn.]
日本語には 窮鼠猫をかむ 一寸の虫にも五分の魂 等があります。 このことわざの意味するところは 虫(力の弱いもの、立場の弱いもの)も安易に攻撃(蔑視、虐待、いじめ等)をすると向かって来る(反撃、災いを招く)ということでしょう。 これは様々な面で立場の強い人ほど心にとめたいことわざです。
最も大きな富は少しの物で満足することである
[The greatest wealth is contentment with a little.]
日本語の 少欲知足 という言葉が近いでしょう。逆の意味では 人間の欲望には限りがなく、限りなく求めているといつまでも満足を得られないのでしょう。
物事はいつも見かけどうりとは限らない
[Things are not always what we shall see.]
見た目も大切な要素に違いないでしょうが、しかし本質は見かけどうりとは限らないということでしょう。物事の本質は見かけの向こうにあるものでしょう。
物には順序
[You must learn to creep before you walk.]
直訳では あなたは(人は)歩く前に這うことを学ばねばならない となります。 日本語の 物には順序(物事を学ぶのには順序がある) にあたります。 遠まわりのようでも基本から順序をおって覚えるのがいいでしょう。
や行
ゆっくりと急ぎなさい。
[Make haste slowly.]
急がなければならないときには、ゆっくりとしていられない。でもだからこそ、気を付けようということでしょう。
よく学びよく遊べ
[Work while you work, play while you
play.]
[All work and no play makes Jack a dull boy.]
学んだり遊んだりする事にメリハリを付けてがんばりましょう。
ら行わ
ライオンのしっぽとなるよりも犬の頭となるほうが良い
[Better be the head of a dog than the tail of a lion.]
日本語には 鶏口となるも牛後となるなかれ があります。 大きな会社で人に使われるより、小さな会社でも自分がリーダーとなるほうが良い、等の意味になります。 このことわざは、おもに仕事のたとえで使われます。その意味の良し悪しは別として、これは生活上のあらゆることで、世間や他の人の高い評価は得られなくても(損得では、得が少なくても)、自分の言葉や行動は自分で考えて、自分で責任をとるほうが良い、の意味にとることも出来るでしょう。
立派な(よい)生き方をする事が最良の報いである
[Living well is the best revenge.]
立派な(よい)生き方とはどのようなものでしょうか。ひとまず今日の日常をそれなりに精一杯生きられたらいいと思えるのですが、近年の社会の激しい変化や異常な出来事の中で、ごく普通の事がとてもよい事のように感じられます。
料理人が多すぎるとスープを台なしにする
[Too many cooks spoil the broth.]
スープの味付けは多すぎる料理人がしたのでは混乱するということでしょう。 日本語には 船頭多くして船山へのぼる があります。何事にも本当に良いリーダーが一人いるのが理想的なのでしょう。
例外がルール(規則)があることを証明する
[The exception proves the rule.]
[There is no rule without exceptions] も、 例外を持たないルールは無い となり、これも決まり事(規則)には必ず例外があることを表しています。
礼儀を正せばすべてのドアは開かれる
[All doors open to courtesy.]
礼儀正しさ( courtesy )とは、態度や言葉がていねいで理に適っている、また親切で思いやりがある、さらには善意や好意を表します。
ローマは一日にして成らず
[Rome was not built in a day.]
この有名なことわざは直訳では ローマは一日では作られなかった となり、いわゆる ローマは一日にして成らずとなります。
偉大なもの(都市)は短期間(一日)では完成出来ない、長い期間が必要であるということでしょう。 人間(人間性)も一日(短期間)にして成らずでしょう。
わざわい転じて福となす
[Bad luck often brings good luck.]
この英語の意味は、 不運はしばしば幸運を運んでくる となります。様々な意味で、不運のときが大きなチャンスにもなるのでしょう。
笑う角には福来る
[Fortune comes in by a merry gate.]
これは直訳すると、 幸運は陽気な門からやって来る となります。この世の中に生きていると、いろいろありますが出来る限り真から楽しくいきたいものです。