とんぼ玉作り
とんぼ玉って何?
穴のあいたガラス玉をそう呼びます。
古くは3500年ほど前から作られ続けています。日本では江戸時代中期以降に技術が伝わりその頃から蜻蛉玉(とんぼだま)と呼ばれ始めました。
初めてのとんぼ玉作り
前から作ってみたいもののひとつだったとんぼ玉。
はじめてのとんぼ玉作りの講座でしたが、小学生から大人まで15名もの参加がありました。
最初に、講師の降矢先生から実演しながら制作過程の説明がありましたが、いとも簡単に作ってしまう様子に頼もしさを感じます。
いよいよ制作です。目の前のバーナーに火がつくと、ボーボーとすごい勢いで炎が上がり緊張感がはしります。
炎の温度は1000度以上になっているそうです。
左手に金属の棒、右手にガラス棒を持ち、バーナーであたためていきます。ガラスが赤く、とろとろになってきたら金属の棒にガラスを巻きつけるのですが、なかなか先生のようにガラスをきれいに巻くことができません。
色の違うガラスで模様をつけ、何度もからかいながら玉の形を整えていきます。それでも、出来上がったとんぼ玉はそれぞれにとてもきれいにできあがりました。あとは、とんぼ玉が冷める時間の間にストラップの紐を編んで仕上がりです。
制作時間は短いのですが、ガラスの温度の加減がなかなか難しく、またやってみたくなるとんぼ玉作りでした。
次は、もう少し大きなとんぼ玉に挑戦できるといいな。
最後に先生が、ガラスのステッキの制作を見せてくれました。ガラスを自由自在に扱う見事な手さばきに「すごい。」「きれい。」「ほしい。」の声が。
ガラスの持つ不思議な魅力に感動した一日でした。
内容
平成17年12月11日(日)
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時間 |
定員 |
1 |
午後1:00~1:30 |
4人 |
2 |
午後1:30~2:00 |
4人 |
3 |
午後2:00~2:30 |
4人 |
4 |
午後2:30~3:00 |
4人 |
5 |
午後3:00~3:30 |
4人 |
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対象 |
小学校4年生以上 大人の方
アトリエの会員に限りませんので、どなたでも参加できます。 |
持ち物 |
エプロン |
費用 |
材料費・講師料込み 1個 1,200円 |
締切 |
12月10日(土)
※定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承下さい。 |
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ガラス棒をバーナーで溶かして金属棒に巻きつけ色を重ねて、作っていきます。今回は、作った
とんぼ玉 をストラップにします。 バーナーを使いますので、各時間4人づつ行ないます。作った方は、とんぼ玉が冷えるまで、ストラップの紐を作ります。 |
講師 降矢貴仁先生
東京ガラス工芸研究所バーナーワーク講師
蜻蛉玉「ぱーと工房」&Gallery Cloud 主宰(笛吹市一宮町)
美術教室 アトリエたんざわ(絵画・造形教室)
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山梨県山梨市小原東854-1
TEL 0553-22-2752
http://www.fruits.jp/~atelier-tanzawa/ |